目撃者

寒さが残るというよりは、少し温かみを感じる。そろそろ草木が芽を張りゆっくりと春の準備が始まる。水面はどうだろうか。気になってしょうがない。

年末の会話が頭の中を駆け巡る “ウチの船はデカイのが釣れるんですよ オレは釣れないけど”

目撃者1

朝一から行きたい!ナカセちゃんの熱い思いを断りスロースタート。今日の狙いは昼マヅメ。何故って、お昼のほうがあったかいんだからぁ~。

コンビニで人が倒れていたり、高速出口の開閉バーに突っ込んだり、朝からハプニングだらけ。今日は何かが起こりそうな予感。

目撃者2

1月にオサカナをゲットしているナカセちゃんは釣れる気しかしない!と連呼する。気持ちとキャストがリンクしているのか、竿の反発を上手に使いポイントへルアーを送り込む。オレも丁寧に、、岩盤に当て、枝に引っ掛け、バックラッシュ。まぁ、今年初釣りだし。

目撃者3

オールドガイドでゆっくりと遊覧する。あーだこーだと話しながら。

ナ “チェストのハネモノ買ったんですよ”
U “コータローさんのイベントで投げさせてもらったやーつ”
ナ “しっかりと動きますね 夏釣れちゃいそう”
U “ゆっくり動かしてもいい感じだよ”

モゾモゾモゾ

ナ “この動きもヤバイですね 釣れちゃいそう”

ギラリ

一瞬の出来事。全てがスローモーションになる。

その時が来るのを待っていたかのように実にゆっくりと姿を現す。そして優雅に口を開け、鮮やかにルアーをとらえる。

ボカンッ!!

キター、スゲー、マジでーと大はしゃぎ。しかもデカイ。

目撃者4

プロポーションも艶もとっても素敵なオサカナです。文句なしの50UP!!

ボートをゆっくり進めると、エレキに何か絡む。ライン?どうやら自分のルアーを水面に放置していたみたい。ちょっと落ち着こう。

目撃者5目撃者6

心地よい陽射しの中でランチを楽しむ。

目撃者8

釣りと会話を十分に楽しみストップフィッシング。お疲れさまでした。もちろんオレはノールック。あっ、50UPのオサカナを目撃したのでワンルックですな。

Marcia Griffiths “Feel Like Jumping”

オレが釣ったオサカナではないけど、何度も写真を見返してしまう。なんと言っていいのだろうか。鮮やかに獲物をとらえる瞬間を目撃してしまった。そう、目撃者として高ぶった気持ちが余韻としていつまでも残っている。そんな感じです。

Ue

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