夏のときめき

%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d1

“季節は確か秋だったと思う。それも、まだなりかけの頃で、草いきれのする青いにおいが、汗ばんだ景色にしつこく絡んでいたのを覚えている。”

ナレーションを聞きながら僕がこの遊びを始めた頃を思い出す。あの頃はお魚を釣る事だけに集中しすぎて見ていたはずの景色や横にいた友達との会話も大事な思い出が全てうる覚え。初老と言われればそれまでだが。

今はどうか。朝晩の涼しさに季節の訪れを感じる。空が曇りジメッとした匂いを感じる。自然が醸し出す音に耳を傾ける。それら全てのBGMにときめき、のんびりと友達との釣りを楽しんでいる。

夏のときめき2.JPG夏のときめき3.JPG

旅の始まりはいつからなのか。道具などの準備を始めた時と思っていたがどうやら違うらしい。ルアーやお友達と出会った時に始まっていたのかもしれない。

夏のときめき4.JPG

もしくはこの一杯が始まりか。

 

寝静まった街の灯りがぼんやりと湖面を照らす。薄暗い雲に覆われた隙間からほんの少しの光が差してきた。今日はすっきりとしない朝になりそうだ。きれいな朝焼けは見ることが出来ないのかと思いながら準備をする。

夏のときめき5.JPG

僕の記憶では1投目で釣れた事もなければ見た事もない。何が何だかわからないうちにオカさんがお魚を釣りあげる。僕はドキドキとときめきを感じていた。

夏のときめき6.JPG夏のときめき7.JPG%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d8%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d17

旅を始めて24時間が過ぎたころ、釣欲、睡眠欲、食欲、温泉欲と幾つかの欲に心と体を奪われる。

夏のときめき9.JPG

この場所に初めて来たのは確か6年前。4泊5日の旅は嵐と共に過ごし釣りをしたのは1日ちょい。今回もわざわざ挨拶に来たみたい。どうやら嵐に好かれているようだ。出来ればお魚に好かれたい。

%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d10

午後は風裏のエリアでぷかりと浮いてみたが風にあおられ波立つ湖面にお手上げ、釣りにならないので30分ほどで撤収。片づけをしながら地元の人やこの場所に夢を求めてきた人とツリコミュニケーション。そして地元でもない僕のオールドスクール情報を教えた。釣れますように。

%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d11

この旅は“ばんざい”か“お手上げ”か。夜はビール片手に釣りや音楽、食に仕事、ほろ酔いでゆっくりと語り合った。そして瞼の重みに耐えられなくなり眠りにつく。夢の中では“ばんざい”をしていた。

%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d12

翌朝。どう表現したらいいのだろう。ときめきがゆっくりと消え夢へと変わっていく。その夢にときめき、きっとこの場所に戻ってくるのだろう。

そして、この旅の最後の目的。久々の再会をにらそばで乾杯の前に、ヒラヤマファミリーからのサプライズ。

“ドブにご案内します。釣って下さいね。”

%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d13

とっても楽しかったヒラヤマガイドサービス。同時に懐かしさを感じた。初めて釣り道具を買い、自転車で近くの川に出掛けた。あの時見た川を思い出し、子供目線でドブを見つめていると、何故か狭ければ狭いほどときめきを感じる。不思議な感覚。因みに、モデがふにゃーんでバラしたのは内緒ね。

%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d14%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d15

旅が終わりに近づいてきた。思い出を形にするためにそろそろ〆ますかな。

%e5%a4%8f%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%81%8d%e3%82%81%e3%81%8d16

おっと、また〆てしまった。

Bob Marley “Acoustic Medley”

旅は人や自然との距離を縮め、新しい出会いや発見をすることだと思う。旅から戻り写真を眺めあの時のことを思い出す。いつの間にかに胸がドキドキとする。この思いを言葉で表現するのであれば、夏のときめきかな。

オカさん、ヒラヤマファミリー、連絡を頂いた皆さま、ぺこり。

Ue

カテゴリー: Surface Fishing | コメントをどうぞ

五感

五感 1

5つの感覚器官で感じたものを心に伝える。そして心が受けとめ感性を柔軟にする。豊かにする。それが僕たちの休日。

五感2

青々と緑に覆われた山々を目で見て感じる。

五感3.JPG五感4.JPG

ヒグラシの鳴き声とダーダーが水面をノックする音を耳で聞いて感じる。

五感20

目を閉じ、耳を休ませ眠りにつく。そして雨の匂いを感じゆっくりと目を開ける。

五感5五感6.JPG

夏限定冷やしつけ麺を舌で感じる。水面ってご飯が旨いよね。

五感7五感8五感9

久々のお魚を肌で感じる。少し忘れかけていたドキドキを体全体で感じる。

五感10

キャストするたびに “癒されるね” “釣りって楽しい” と、心の声が漏れていた。日々の疲れがスッと消え豊かな五感が育まれたようだ。僕はそれを後ろから眺め、にんまりとする。

The Investigators “Summer Time Blues”

五感11

ハバさんはヒグラシの森で癒されたみたい。今度は一緒に遊びましょう。オットさん、やっぱりボートは2人で下ろすもの。なので道場は1人でどうじょ(笑)

Ue

カテゴリー: Surface Fishing | コメントをどうぞ

夏のごあいさつ

お中元は親しい間柄でも日頃の感謝の気持ちを伝えるごあいさつ。そしてご縁をつなげる日本ならではの伝統。

しかしながら、僕たちの年代やさらに若い年代ではこの伝統も消えかけている。

大事なことはこの時期に一度立ち止まり、感謝の気持ちをこめてごあいさつをするということ。かたちあるもの以外でもね。

ごあいさつ1.JPG

日頃の感謝の気持ちをこめて水面デートというかたちでごあいさつ。

ごあいさつ

2、3年ぶりにお魚さんからのごあいさつ。やったね!

Freddie McKay & Trinity “When You’re Smiling”

ごあいさつ3ごあいさつ4ごあいさつ5ごあいさつ6

僕たち釣り人の憩いの場。ここでも皆にごあいさつ。さてと、午後は何処に行こうかな。

“ギクッ!?”

子育てで痛めた嫁の腰が悲鳴をあげた。無理は出来ないので、今日は帰りますかな。

7月はじめから15日ごろがお中元。それを過ぎて立秋までは暑中お見舞い。今日は17日だから暑中お見舞いになるのか。

ごあいさつ7

パパ、、そんなことはどうでもいいよ。。

 

Ue

カテゴリー: Surface Fishing | コメントをどうぞ

Switch

心を慮るはちょっと大袈裟。単純に自分だったらと置き換えてみる。

あることがきっかけで気持ちが高ぶり、そしてまた行きたいと思いたい。そう、自然とスウィッチが入る感覚。

Switch 20

レストランオオタニのバーグから今回の釣りが始まった。関係ないけど肉と釣りってドキドキしちゃう。

始まりの地1

“始まりの地” 距離が縮まり歯車が噛み合うとはこのこと。週末と来週末の話が同時に進み出す。

Switch 1Switch 4

鬱陶しい梅雨を追い払う朝焼けの中、のんびりと釣りを始める。

Switch 2

そろそろ2匹目のお魚に会いたい。僕自身のスウィッチを入れる。

Switch 3

開始早々、お魚から軽いキッスのご挨拶。ゆっくりと進んでいくと、突然声を掛けられ抱きつかれる。でも人違いだったみたいで振り払われる。ドキドキしちゃうけど、こんな時ってたいがい釣れないやーつ。

Switch  5IMG_3336

“ボッコン ボッコン ボッカン!”  何の話か分からないけど、すごく楽しそう。

Switch 7

ルアーを見比べ会話を楽しむコトナ達。ストーリーが刻まれたエクセレントボーイ。カッコイイ。

Switch 16Switch 15

これからの時季はお昼の温泉がルーティン。

Switch 12Switch 13

釣りに行くことすら忘れ会話を楽しむ。ゆっくりとした空気の流れにのって徐々に集まってくる。ヒロシくん的にいうと、ドラクエテキスタイル。

Switch8

初めて一緒に乗る時、僕は程よい緊張をする。そしてぎこちない会話を積み重ねることで程よい緊張がスッと消え相手への興味と変化する。僕なりの距離の縮め方。この時感じるドキドキが好きなのかも。

タカさんに挨拶をしに来てくれた2匹のお魚。次回はがっつり抱きしめる様を見てみたい。なので、またこの場所に戻って来ましょう。

Switch9Switch10

ヒロシくんと一緒に釣りをして感じたこと。釣るまでのプロセスの価値を非常に大切にしているなぁーと。とっても刺激的。

Switch6

マッキーくん、イトーさんに挟まれたい。近々サンケツしに行きましょう。

林夫さん、林妻さん、ザキくん、また今度遊びましょう。あっ、ザキくんが “皆でワイワイしたいな” と呟いていた。秋のU49祭りやっちゃいますか!多分釣れないけど(笑)

Tony Tuff “The First Time I Met You”

帰り道。車内では心地よい疲れを感じながらゆっくりと会話を楽しむ。そして今日の釣りを思い出し呟いた。

“ものすごくお魚釣りたくなっちゃったじゃん”

どうやらタカさんのスウィッチが入ったようだ。にやりとした笑顔がルームミラー越しに見えた。そして僕もにやりとした。

 

Ue

 

カテゴリー: Surface Fishing | コメントをどうぞ

始まりの地

昨年より2日遅い、6月5日に関東甲信地方で梅雨入りが発表された。近年では雨がしとしとと降り続く事が少なくなり、ジメッとした空気だけがまとわりつく。明確な春の終わりと夏の始まりが消えかけ少しの寂しさだけが残る。

始まりの地

今年はまとまった雨が降るのだろうか。水が入れ替わりお魚達は元気に遊んでくれるのだろうか。そんな心配をするのはきっと僕たちプラッガーだけ。

Dennis Brown “Here I Come”

ジメッとした空気は姿を消し、どちらかといえば梅雨明けのカラリとした陽気。今日は夏日になりそうだ。半袖短パンで船に乗り込み釣りの準備を始める。

始まりの地8

今日はこいつから始めよう。ホグをラインに結ぶ。ふとエントリーポイントを眺める。すると何かが頭の片隅に引っかかる。どちらかといえば良い引っかかり。

始まりの地1

途中で出会ったプラッガーやヘラ師、皆が口を揃えて“そっちにはお魚いないよ”と言う。分かってはいる。それでも上流を求めちゃうのが、僕たちプラッガーの悪い癖。

反応はなかったけど、ゆっくり会話を楽しんだ。僕にとってはお魚の居場所を知るよりも大きな収穫。そして徐々に引っかかりが取れ始める。

夕マヅメを考えると、そろそろお昼ご飯の時間かな。

ヒ“マッキーさん釣っている”

電話をしてみると、マッキーくん、ノビーくん、ヌノさんがプラッガー憩いの場“しすい亭”に居るらしい。ワクワクしてきちゃう。これは行くしかないよねー。

始まりの地2始まりの地3始まりの地4始まりの地5始まりの地6始まりの地7

繋がる楽しさをあらためて感じながら、この時間を思う存分楽しむ。

昼寝をして夕マヅメに備える。寝落ちする直前に全てを思い出す。引っかかりが取れゆっくりと瞼を閉じる。

始まりの地9始まりの地10

釣れなかったけど、僕たちの距離は縮まった。渋谷で必然と会う程の距離に。

何年か前の出来事。エントリーポイントで昼寝をしていると激しく窓を叩かれる。ねぼけまなこをこすりながら起きあがる。

“ウエさん、初めまして。会いたかったですー”

と、握手を求められ、半分夢の中で柔らかな握手をした。そして人柄を現す優しい笑顔を覚えている。

始まりの地11

ここでの出会いがなければ、今日という日はなかったと思う。僕たちの始まりの地。またゆっくりと行きましょう。そして言わせて下さい。肩にワンパンいれながら“釣りやがったし”と(笑)

始まりの地12

さてと、寝ますかな。

Ue

 

カテゴリー: Surface Fishing | コメントをどうぞ

遠回り

まわり道をして行くこと。かけなくてもいい手数をかけること。

遠回り2

出会いから約8年。随分と時間がかかったのかもしれない。でも近道をしていたら、今のように深みのある関係になれなかったと思う。

遠回り1

お気に入りの釣具屋で何度か挨拶をした。そして少しずつ距離を縮めながら年をとり今日という日が来た。これが僕たちの遠回り。

遠回り3

水面を見ているとウキウキとしてくる。言葉を交わしながらゆっくりと準備をする。水面までの遠回り。

遠回り4

小鳥たちの元気な鳴き声。ざわめく草木。波立つ水面の音。それらに癒やされながら会話を楽しむ。

遠回り5

よくあるよね、スピーチする時って勝手に手が動いちゃうやつ。そんな感じで僕たちは会話を楽しみながら自由気ままに竿を動かす。

遠回り6

人とお魚との出会い。独特の刺激が僕たちの釣りにはある。だからこれからも遠回りをしながら続けていくのだろう。

遠回り7

そうそう、お魚との出会いはいつも遠回り。だって釣り下手なんだもん。

遠回り8

かっちゃんに案内してもらった“麺屋まる勝かっちゃんら~めん”

遠回り9

さまざまなラーメンを食べたい。中には好みではない一杯もある。でも一度は食べてみないと次には進まない。遠回りしてたどり着いたもつラーメンにメガバイト!

遠回り10

眠さと戦いながら帰ることも出来た。でも帰るまでが僕たちの釣り。なのでコンビニで一眠り。そしてゆっくりと家路に着く。ブジュに会うまでの遠回り。

Phyllis Dillon “One Life To Live”

次回はお魚に会いに行きましょう。ぺこり。

Ue

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ

心地よい風

街の喧騒から抜け出し、春の心地に心を委ねる。そんな甘い1日を期待をしていた。

心地よい風3

雲ひとつない青空から、刺すような陽光が絶え間なく降り注ぐ。そして肌が悲鳴をあげる。暑い。

心地よい風5心地よい風6

春を感じるひんやりとした川の水と時より吹き抜ける心地よい風に癒される。

心地よい風7

たまたま見つけたお店で僕的の定番“鴨南蛮そば”を平らげる。心と体に暖かな心地よい風が吹き抜ける。そして落ち着きを取り戻す。

心地よい風2心地よい風15心地よい風11.JPG

久々のデートを思う存分楽しんだ。

心地よい風10

陽が傾きかけた時、思いがけず心地よい風が吹き抜けた。

心地よい風12.JPG

Marcia Griffiths – All My Life

心地よい風13心地よい風

久々の出逢いに感謝飯。

Ue

カテゴリー: Uncategorized | コメントをどうぞ